税理士試験に合格して、有資格者と認められるには、5科目の合格が必要になります。その5科目とは、簿記論と財務諸表論の必須科目と2科目中最低1科目選択すべき所得税法と法人税法の選択必須科目、そしてその他の選択科目の全9科目のうちの5科目です。それらの科目は、科目別に合格することができる点で、サラリーマンなどの忙しい受験生は科目別合格という手段を使えます。例えば、1年目で3科目、2年目で2科目という風に選択と集中のメリハリをつけて学習すれば効果が得られやすいといえます。

論文対策は過去問中心に答案構成を繰り返そう

税理士試験は、最低限の計算能力が必要ですが、試験は論文式なので+αとして記述する能力も必要になります。論文は、ブロックカードを暗記して、色々な論証パターンに備えるやり方も可能ですが、定形外の問題に対応できにくくなります。そのため、論文対策は過去問を中心に答案構成をするのが最適だといえます。答案構成のコツは、問題点、問題点に対する答え、その根拠、ベースとなる考え方の順に記述する練習を繰り返すと良いです。

大学院などの経験で科目数を減らす

大学院を出ている人は、よくよく調べれば受験しなくてもいくつかの科目が合格扱いになる可能性があります。例えば、修士課程を得ていれば、その専門によっては、税法や会計学の科目が免除されるのです。それは事実上、科目別合格の合格扱いといっても過言ではありません。それは、専門性を高く評価し、合格者に匹敵する知識と理解があると認められたことを指します。その制度を利用すれば、短期合格により近づくので、受験生は科目免除の要件を満たすかどうか調べるのも重要です。

学習スタイルに合わせて、通信教育や通学コースの授業の中から選ぶのが、税理士の講座を受講する場合の基本です。夜間のコースであれば、働きながら専門学校に通学することもできます。