司法書士は、一般的に記憶の力が試される資格だと言われていますが、一部正しいといえます。ただ、記憶一辺倒ではなく、理解に基づき体系的な記憶を図ることが重要です。ただ、記憶したことを忘れてしまうと、理解という木の幹を記憶という枝葉が上手く飾れないことにもなり、知識が生かせません。そこで、エビングハウスの忘却曲線を用いた復習法を紹介します。忘却曲線とは、一定時間経過すると覚えたものが記憶維持できなくなることをグラフ化したものです。学習後、寝る前に1度復習し、翌日、1週間後、4週間後と決まったスパンで復習することで忘れにくくなります。

理解をすると記憶しやすくなる

司法書士の試験を攻略するには、確かな理解が必要となります。例えば、元本確定前と確定後の意味が分からないと、確定事由を暗記していても全く意味をなさないことなどが当てはまります。理解することで、記憶するための箱みたいなものが作られます。その箱に整理して、知識を入れるのが合理的な記憶だといえます。つまり、箱がないのに知識詰め込もうとするのが暗記であり、記憶が定着しにくい原因になるので注意すべきです。

過去問を使って本試験合格レベルに仕上げる

司法書士で重要となるのは、本試験でどれだけの正答率を上げられるかです。特に、短答では8割以上、記述式でも5割以上をコンスタントに取って基準点を上回り、なおかつ7割前後の総得点を取る必要があります。そこで必要となる学習は、多くの人が行っている過去問を使った学習です。ただ、過去問学習の注意点は、どの角度から問われても正解の知識に結びつけるように、一つの物事を複合的に説明できるようになる実力を身に付けることが必要なことだといえます。

司法書士の試験は大変難関です。学習する科目が11科目と多く、覚えても忘れるということを繰り返します。しかし突破すれば街の法律家ということで頼られます。